エアコンダクトカッターの使い方と美観施工のポイント

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エアコンの配管ダクト施工では、配管を保護しつつ見た目にも美しく仕上げることが求められます。その際に活躍するのが「エアコンダクトカッター」です。手ノコや電工バサミでは難しい直線・斜めカットもスムーズに行え、作業効率と施工品質を大幅に向上させることができます。

エアコンダクトカッターとは

  • 硬質塩ビ製の配管カバー(化粧ダクト)を正確に切断する専用工具
  • レバー操作によるテコの原理で、少ない力でもきれいにカットできる
  • 直角カット用・斜めカット対応モデルがあり、現場に応じて選択可能

使い方の基本

  • カットしたい位置をマーキングする
  • マーキングラインに刃を合わせ、垂直を保ちながらレバーを握る
  • 一気に切ろうとせず、数回に分けて徐々に刃を食い込ませると割れにくい
  • 斜めカット時は、角度ガイドを正しくセットしてから切断する

美観を高めるポイント

  • 切断面をやすりやカッターで軽く面取りしてバリを除去
  • カバー接続部は寸法を正確に合わせ、隙間を最小限にする
  • コーナーパーツやジョイント部材は純正品を使用し、統一感を持たせる
  • 直射日光が当たる外壁面では、劣化防止のため紫外線耐性のあるカバーを選ぶ

施工時の注意点

  • カッター刃の劣化(欠け・鈍り)に注意し、適宜交換
  • 無理な力で切断すると、ダクトが割れたり変形する原因になる
  • 切断クズやバリは配管内部に入らないよう、作業後すぐに除去

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まとめ

エアコンダクトカッターを使いこなすことで、ダクトカバーの切断精度が向上し、施工後の美観と耐久性に大きな差が出ます。丁寧なマーキングと無理のないカット、そして仕上げ処理を意識して、プロフェッショナルな仕上がりを目指しましょう。

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